無職生活をほぼ2年間楽しんだこえり。
気楽ではあったしやりたいことも楽しめたけど、「このままでいいのかな」という不安に襲われる日も多々ありました。(そりゃそうか)
当時は外でまた働く日がくるなんて考えられなかったけど、実際に働いてみると働くことで得られるメリットも確かに感じています。
というわけで、この記事では無職生活から都内でのフルタイム勤務に復帰して感じたメリットを3つ紹介していきます。
いつか仕事に疲れたときの備忘録にもなるし……。
脳のエンジンが再始動して頭の回転が早くなった
ひとつめのメリットは頭の回転が早くなったこと。
仕事を辞めてからは毎日勉強や読書をしてドラマアニメ映画を観て、ブログを書いたりお絵描きをしたり、と、それなりにインプットとアウトプットを楽しんでいました。
ただ、付き合う人の数も行動範囲も限られる中ではうまくサイクルを回せていなかったようで、徐々にインプットに依存して脳みそがごちゃつくようになっていました。
それにともなって頭の回転が遅くなっていき、長い文章、難しい文章を理解するのに負荷を感じるようになってきて焦る→ストレスをごまかすためにお酒を飲む→さらに頭の回転が鈍る、という悪循環に入っている自覚がありました。
そんな状況だったのですが、転活に本格的に取り組み始めたあたりから古びた機械が動き出すように徐々に脳みその回転が戻ってきました。
かなり頭を使う職場に決まったのもあり、今は転活中よりもさらに高速で回転している感覚があります。
頭の回転が遅くなった頃は「インプット過多が原因かも」とアウトプットの時間を増やしたりデジタルデトックスの時間を設けたりと対策は取っていたのですが、それだけではなかったんですよね。
今になって思うとインプット内容の偏りも原因のひとつだったのでは、と考えています。
通勤と「ひと駅分歩く」で体調が改善した
次に健康面で感じている効果です。
無職で体力の落ちていたこえりにとって、仕事だけでなく通勤時間もかなりの負担です。
職場までは往復で2時間くらいかかるので、正直しんどい。
……はずだったのですが、体力をつけること、身体を回復させることを第一優先に取り組んだ結果、意外となんとかなっています。
当然疲れは感じているのですが、むしろそのおかげで毎日ぐっすり眠って超回復できているのが効いているようです。
ちなみになぜか運動量も増えました。
無職の時は週3くらいで近所を散歩していたのですが、仕事を始めてからは毎日ひと駅分を歩くようにしています。
これはフルタイムに身体を慣らすために始めたのですが、気持ちを切り替えるのにも役立っているので天候が許すうちは続けたいな、と考えています。
仕事内容が難しくて毎日頭をフル回転で使っていること、休前日以外は飲酒を控えているというのも睡眠の質の向上に役立っているはずです。
生活リズムが整ってメンタルが安定した
無職生活を続ける上で強く感じていたメリットの一つに「体調が悪ければいつでも休める」というのがありました。
ただこれは同時に最大のデメリットでもあったのです。
なぜかというと、一度メンタルが落ちると浮上するまで一週間くらい何もできなかったりするんですよね……。
今は早寝早起きと運動で生活が整ったこと、飲酒量が減ったことなどによって生活が整いメンタルも安定してきた実感があります。
そもそも毎日オンとオフを切り替えるタイミングで気持ちが切り替わるし、土日は家事とかいろいろやりたいし……という感じでメンブレしてる暇がありません。
「理想の暮らし」は働きながらの方が叶いやすかった
なんだかんだ言ってこえりは真面目なので、無職中も朝は目覚ましなしで7時すぎには起きていました。
ただ、せっかく朝早く起きていても、そのあとの予定がないとついダラダラ朝からSNSとか漫画とかに時間を溶かしてしまうことも多く……。
今は満員電車を避けるために早めに家を出て職場の近くで朝活をしているので、とっても生産的な生活を送れています。
前職でも出勤前に朝活で勉強していたのですが、切り上げて会社に向かうときに毎日
「ああ、このままここでお昼くらいまで勉強や仕事をして、お昼を食べたらまた勉強や仕事をしたり映画を観たりお買い物をするような生活がしたいな」
と夢見ていました。
退職前は「これからはそんな理想の生活を実践できる!」とワクワクしていたのですが、実際に退職してみると家で勉強や発信ができるのにわざわざ外に行く気が起きないんですよね。
家にいればスキマ時間に家事もできるし。
そういう意味では朝から生産的な活動ができている今の方が理想に近い生活だと言えます。
引き寄せの法則的に言うと「オーダーをちょっと間違えていたせいでちょっとずれたものを引き寄せてしまった」状態。
次こそは自分の中でしっかり詰めて、精度の高いオーダーを出し直さないといけないですね。

「フルタイムのメリット」とか言いつつもう「次」を考えてるのね…
まとめ:認めたくはないけど働くのも悪くない……かも
というわけで、どうなるかと思っていたフルタイム勤務も現時点では割とうまくやれています。
無職の時は「明日でいいや」と後まわしにしがちだったこまごました家事やToDoも、今は「やれるときにやる」の精神で隙間時間にこなせているので、一日あたりの生産性はあまり下がっていないのではという気すらしています。
アウトプットは平日の朝活やお昼休みにたたき台を作り週末にまとめて予約という感じで取り組んでいるのですが、もう少し体力がついてきたらアウトプット量を増やせるのでは、と体力作りに励む日々です。