年内に終わらせることリストを作ろう

こんにちは、こえりです。

今年も残り50日ほどになったので、年内に終わらせてしまいたいリストを作成しました。

12月はただでさえイベントが目白押しですが、こえりにとっては誕生月ということもあってさらに予定で埋まりがち。

年末になってから慌てないために、まずは年内にやるべきこと、終わらせたいことのリストアップ。それにプラスしてクリスマスや新年の計画も立てておくとバタバタ度が下がります。

さらに来年の目標も設定し、年内からお試しで動き始めることができると年明けからの習慣化に成功しやすくなります。

カテゴリごとにやるべきことをリストアップしていきましょう

To Doの洗い出しをしよう

大掃除

「大掃除は年末の休みに入ってから」

という人も多いかもしれませんが、今のうちから着手しておくと年末はゆっくり過ごせるのでおすすめです。

(とか偉そうに断言しましたが、当のこえりは10月から着手しても結局毎年ギリギリどころか春先くらいまでかけています……)(それでも元汚部屋住人で年末だけで大掃除をしていた頃に比べればかなりの進歩)

まずは大掃除でやることのリストを作成します。

その際は、「お風呂掃除」などとざっくりと書くだけではなく、「浴室の換気扇掃除」「浴室の窓ふき」「カビ対策」等、小さなタスクに分解しておくと全体像が把握しやすくなりますし、着手のハードルも下がります。

すべてのタスクを書き出してからグルーピングをする
こえり
こえり

全部書き出してからグルーピングするとやりやすいよ

なお、早い時期から大掃除に取り組むのであれば、次のような箇所から着手するのがおすすめです。

  • 効果が長続きするもの:今やっておけば年末にはやる必要がない、または軽い掃除で済む場所
  • 寒さが本格化する前に終わらせたいところ:庭、玄関、ベランダ、水回りなど
  • コツコツ積み上げられるもの:断捨離など

ちなみにこえりの今年の大掃除は夏の間に見ないふりをしていた水回りと玄関&シューズボックスの掃除から着手しました。

コツコツ系の片づけはメール整理(削除、メルマガ解除、カテゴリ再設定、振り分け設定等)と家計簿(夏ごろに数ヶ月分のデータが吹っ飛んで以降手つかず)、書類のシュレッダー(実家から回収した大量の書類含む)を毎日合わせて30分くらい行うことにしました。

今月の進捗状況によって12月はもう少し時間を増やすかもしれません。

年内にやっておきたいこと

ついでに、絶対にやらなければならないわけではないけれど、中途半端な状態で年を越したくないものもリストアップしておきます。

  • 読みかけの本を読み終わる
  • 取れかけのボタンを付け直す
  • 〇〇さんと食事に行く(年内に都合が合わなければ年明けに合う計画を立てる)あの問題集をきりのいいところまで終わらせる

などなど。

「年末までに終わらせたい」という締め切り効果でブーストがかかるので、永久にTo Doリストに入り続けているタスクを片付けるのにもいいタイミングです。

イベント準備

クリスマスや新年といったイベントの準備は、毎年なんとなく「そろそろこれをやらなければ、あ、でもその前にあれもやらないと」などと追われてしまいがち。

一度To Doリストを作成しておくと来年以降に参照できるのでおすすめです。

クリスマス準備

クリスマスを迎える前、終わった後にやるべきことをリストアップします。

  • 飾り付け
  • 片付け
  • 食事やケーキの準備:選定、予約(予約方法、予約時期なども含む)、買い出し、調理等
  • プレゼント:何を買うか、だれに買うか、どこで購入するか等

こうしたリストを作成してスケジュール帳に入れておくことで、ギリギリになって慌てる事態を回避できます。

新年の準備

クリスマスの準備と同様に新年を迎える準備もリストアップしておきます。

  • お正月の準備:正月飾り、お年玉の準備、年賀状、お年賀の準備、おせちの予約等
  • 手帳、カレンダー等の購入:選定、購入、セットアップ等
  • 新年におろす消耗品の購入:下着、タオル、歯ブラシ等
  • 初詣準備:お焚き上げをするお守り・お札などのリスト作成、場所の確認、小銭準備、厄除けのご祈祷の予約等
  • 年末の準備:年末価格になる前の買い出しリスト作成、冷凍庫のスペース確保等

新年の準備には、お正月というイベントの準備にくわえ、新年におろすものを購入する作業や年末の買い出しなども入れておくとぱっと見で把握しやすいです。

振り返りと目標設定

「今年の目標」の進捗確認

年始に目標は立てたけど、すっかり忘れていて何もしていない、なんていう人も、あきらめるのはまだ早いです。

今から取り掛かれば年内までにやれることはたくさんあります。

まずやるべきは現状把握です。今年の目標に対してどこまでできたかを確認しましょう。

そして未達成の項目について、今年中にどんなことができるのか、どこまでならできそうかを書き出してみます。

目標を完全にクリアする必要はありません。今年のうちにある程度前進したうえで、来年の目標に引継ぎをすればいいのです。

そうすれば来年は今年よりも少し先の位置からスタートを切ることができます。

また、目標の中には単発(〇〇に行きたい、〇〇さんとご飯を食べに行く等)の目標もあると思います。

お花見などの季節性のものは来年に回すしかないでしょうが、年内に達成できそうな目標があれば即行動に移しましょう。

1年のふりかえり

12月に入ったら一年のふりかえりリストも作成することをおすすめします。

  • よかったこと・楽しかったことリスト
  • 達成できたこと
  • 読書リスト、鑑賞リスト:読んだ本、漫画、観た映画、ドラマ、アニメ、観劇、ライブ、美術展等
  • 印象的だったニュースなど

1年分を一気に思い出すのは難しいので、月ごとに手帳などを見返しながらリスト化するのがおすすめです。

ふりかえりをしていると反省点や今後の抱負なんかも書きたくなると思いますが、あまり自分に厳しくして年末にテンションを下げる必要はありません。

こえりは1つ反省したらその分いいところを見つけたり前向きな抱負を書いたりしています。

来年の目標設定

今年のふりかえりをしたら来年の目標も早めに立てておきましょう。

まずはあまり難しく考えず、来年やりたいこと、一年後にはこんな自分になっていたいという理想像などを好き勝手書いていけばOKです。

続いて

  • その目標を達成するために、具体的に何をする必要があるか
  • 半年後、3か月後、1か月後にはそれぞれどの程度達成している必要があるか
  • そのために平日、休日それぞれどの程度の時間取り組む必要があるか(週に1日以上は予備日とする)

を書き出していきます。

ここでのポイントは「余裕すぎる」と感じるくらいの負荷で毎日のタスクを設定することです

目安は本業が繁忙期でも達成できるレベル

よっぽどストイックな人や「達成できないと人生が詰む」みたいな人でない限り、目標を立てているときの意識の高さは3日も保てません。

こえりは一般的な人に比べると習慣化も目標達成も得意な方だと自負していますが、見積もりも甘いし自分にも甘いため、目標通りの期間で達成できることは多くありません。

だいたい見積もった期間の4倍くらいかかっていることが多いです。つまり、半年で達成しようと立てた目標であれば約2年かかる計算です。

来年の目標についても単発のものは年内に動き出しましょう。

モチベーションが高いうちに着手だけでもしておくと後から取り組みやすいのでおすすめです。

スケジュールに落とし込む

時間を確保する

年内にやるべきことのリストアップが済んだら、それぞれにかかる時間を見積もってスケジュールに落とし込みましょう。

全体像を確認しながら取り組みたい場合はカレンダー、カンバン、ガントチャートなどを利用すると一目で確認できますし、とにかく目の前のタスクをこなした方が気が楽という人はデイリーのTo Doリストとして落とし込むといいと思います。

こえりは「今週はこれをやる」とざっくりと決め、大物は週末に、それ以外はそのとき気が向いたものから着手しています。

そのとき、日程は未定だけど確実に入る予定(職場の忘年会など)があるならその時間も確保しておきます。

また、特に年末は仕事でもプライベートでも突発的な予定が入りやすいため、未確定な予定とは別に予備日も作っておくことをおすすめします。

時間が足りないときは

年内にやるべきことが多すぎて、計画の時点で終わらないと判明することもあるでしょう。

こえりとしては、年末はただでさえ心身ともに忙しくストレスもたまりやすいため、優先順位下位のタスクを無理やりこなすくらいなら潔く諦めるか来年に回してしっかり休息を取った方がいいと考えます。

とはいえ、多少無理をしても完了させたいのであれば、

  • 細分化して負荷が減ったタスクは平日に取り組む
  • スキマ時間にできること(買い物リストの作成等)などは通勤時間や仕事の休憩中に片付ける
  • 有休をとる(時間休、半休もあり)

あたりの手が考えられます。

優先順位の低いタスクは諦めろとはいいましたが、1年のふりかえり、特によかったことのリストと達成できたことのリストはぜひ作ってください。後から読み返したときに精神的支えとなります。

ときには自分をごまかしてもいい

大掃除ややるべきことが終わらないまま年を越すことになってしまうと、つい自分を責めたくなってしまいますが、そんな気持ちで年越しをするのも縁起が悪そう。

ということで、こえりが使っている裏技(という名の言い訳)も紹介しておきますので、いざとなったら使ってみてください。

  • 立春や旧正月までに終われば完了したとする
  • 換気扇などの汚れは湿度が増えてからの方が落としやすいので春~初夏にやる
  • 暖かくなってからやる
  • 少しでも前に進んでいればそれでいい

特におすすめなのはゴールポストをずらして立春または旧正月までに終わればいいという考え方です。

年末のラストスパートの後でフットワークの軽さが残っているのに加え、新年で意識の高い状態になっているので思っている以上にはかどります。

この考え方は大掃除が年内で終わった人にも使えます。このきれいな状態を旧正月まで維持できれば一年の1/10をきれいに保てたことになるので、そのまま習慣として続けやすくなるのです。

まとめ:締め切り効果を狙ってラストスパートをかけよう

年内に終わらせることリストについて紹介してきました。

これまでの記事でも思考整理に書き出すことをおすすめしてきましたが、現実の山積みのタスクについても、タスクの要不要の判断をしやすくなる、優先順位をつけやすい、別々のジャンルのものも管理しやすいなどのメリットがあります。

すべてを書き出すのは少々面倒ですが、今回リスト化しておけば来年以降にはブラッシュアップするだけで再利用できるので、ぜひ一度取り組んでみてください。