行動の重要性について

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こんにちは、こえりです。

感覚にしたがっていろいろ挑戦してみよう!と、やりたいことをリストアップしてみたところ、ブログ以外にもアウトプット手段を作ってみたくなってきました。

エッセイ漫画とYouTubeに興味が湧いたので試しにプロットや台本を作っているですが、さっそく動きが鈍っています。

こえりはもともと行動的なタイプではないので、やりたいことがあってもいつまでも頭の中でアイデアを温存してしまったり、ちょっと手をつけただけで放置してしまったりしがち。

行動の重要性は重々承知していても、なかなか動けないし続かないのですよね。

というわけで、今日は自戒をこめて新しく物事を始めるときの原則についてまとめておこうと思います。

そう。理屈は知っているけど行動が伴わないからいつまでたっても成長できなくて、一気に状況を改善する魔法のような方法を探しては「知っていることしか書かれていなかった」とか言っちゃって、さらにはしたり顔で他者に講釈を垂れるというアレ。(ダイエット界隈とか英語学習界隈でよく見かけるやつ)

それを今からやります。

情報収集と勉強は逃げと心得てさっさと行動する

今までの経験上、新しいことを始めるときに最初に手をつけるべきは情報を集めることではなく「始めること」なのではないか、と考えています。

確かに新しいことを始めるのには勇気が必要です。

いつまでも情報を集めたり勉強をし続けたりしてしまうのは勇気を持って飛び込むのが怖いから。

また、情報収集や勉強といった行為には「何かをした気になってしまう」という落とし穴もあります。

情報収集や勉強が必要になる場面はもちろんありますが、どんなに情報を集めたところで実際に始めてみないとわからないこともたくさんありますし、そうして得た経験以上に役に立つ情報なんてほとんどないはず。

また、準備に時間をかけてから行動すると途中でやめたり方向転換をしたりといった決断を下しにくくなるというデメリットもあるので、先延ばしにはメリットがありません。

行動は“一度きりの挑戦”じゃなくて“試行の積み重ね”である

挑戦することが怖いのなら、「挑戦」ではなく「試行」だと思ってみると行動へのハードルが下がる気がします。

試行であれば当然失敗も想定内なので「これは自分には合わないんだな」とか「準備不足だったから次はもう少し準備して臨もう」と、フィードバックとして受け取れます。

そもそもやってみなければ自分に合っているかもわかりませんし。

情報収集と称して立ち止まっているあいだに試行と称して早めに着手しておけば、その分早めに対処できるうえに試行回数も重ねられます。

作家でワークライフスタイリストの宮本佳実さんが「投げる球は軽く、そして数を多く!」といったフレーズをよく使っていますが、まさにその通り。

「この一球にすべてを賭ける!!」と、ガチガチに準備をして臨むと体に力が入ってしまいますが、一度しか挑戦してはいけないという決まりはどこにもありません。

動きながら試行していくことの大切さは、名著『大富豪の仕事術』の中でも「構え、撃て、狙え」として解説されています。

照準を合わせてから一発だけ撃つのと、一発目を撃ってから調整をして次の射撃に移るのでは、どちらが最終的に命中できるかは一目瞭然。

そしてこの情報や経験は人の失敗談からは得られません。

こえりは続けざまにたくさん投げられるほどの体力がないので時間はかかりますが、その分人より早く一歩目を踏み出すべきなのでしょう。

30点の出来でいったん完成とする

アウトプットのハードルを下げるコツとして「100点を目指してはいけない」とよく言われます。

初心者のうちから完璧主義に陥ってしまうと結局何も生み出すことができないからです。

実はこえりもこのブログを始めた当初から「60点の出来の記事をゆるくたくさんアップしていこう」と決めていました。

「ギリギリ及第点」というイメージから60点と決めたのですが、最初からいきなり及第点を目指すというのは実際かなり厳しいものがありました。

こえりは自分に厳しいタイプではまったくありませんが、それでも1記事を書くのに6時間以上かかるなんてザラ。

そんなに苦労して投稿したのに、時間が経ってから読み返してみると「え、なにこれ実際は10点じゃん……」と愕然とするから不思議です。

過去の記事を10点だと感じるのは徐々に文章力がついてきたおかげなのかもしれませんが、「こんなに時間をかけて10点の記事を書く意味はあるのだろうか」と内省モードによく入っていました。

こえりが自分に厳しいタイプだったら3記事くらいで挫折していたと思います。

その経験から、今回は「30点でも10点でもいいからとにかくアウトプットをする」と決めました。

とりあえず形にしてさっさと世の中に送り出せば山のように反省点が出てくるはずなので、次はそこに気を付けてアウトプットをしてまた新しい反省点を見つけて……と繰り返しながら成長していくのが結局一番早いと思うのです。

ブログを運営して実感していますが、アウトプットを始めても最初のうちはほとんど人目につくことはありません。

つまり赤点のアウトプットを見て恥ずかしいのは自分だけ。

もし誰かの目に留まって反応が返ってくればフィードバックとして参考にできますし、それが万が一「へたくそ」みたいな反応だったとしても「まあお試しで投稿した10点の作品だしな」と傷付かずに済みそうです。

まとめ:アウトプットをして初めて気付けることがある

更新頻度の低い当ブログですが、それでも「アウトプットをすることでしか気づけないことがたくさんある」と感じています。

(実はリライトはちょこちょこしている)(なぜなら過去記事をなんとかしなければいけないから)

「メールの送信前に何度も確認したのに送信ボタンを押した瞬間に誤字に気付いた」といった経験をしたことのある人は少なくないと思いますが、アウトプットはまさにそんな感じ。

というかメール送信も書類の印刷もボタンを押して初めて完成するタイプのアウトプットですよね。

そして周囲を見渡してみても、試行(アウトプット)が多い人、つまりPDCAサイクルが早い人はその分成長が早いです。

「どんなものであれいったん形にしてアウトプットする」という方式で試行錯誤をすると、「恥をかきたくない」とか「本気を出して自分がこんなものだという現実を突きつけられたらへこむから」みたいなプライドが入り込む隙を減らせるという意味でも効果がありそうです。

新しいことにチャレンジするのと並行してこのブログも「30点で一度アウトプットする」に切り替えてみるのもありかもしれません。