三日坊主はもう卒業!新年の目標はフライングでゆるく叶えよう

こんにちは、こえりです。

「新年の目標を立てても毎年三日坊主」「そもそも目標なんてもう何年も立てていない」なんてもったいないことを言っていませんか。

人が成長するためには目標は必須。

そして目標を立てるタイミングとして新年ほど適した時期はありません。

SNSには立てた目標は確実に十割達成する生産的でストイックな方々がたくさんいますが、今まで三日坊主だった人がいきなりそこを目指すのはNG。

「6割達成できれば合格」「年内から動き始める」の2つのポイントだけ抑えてゆるく叶えていきましょう。

達成ではなく前進を目指そう

まず断っておきますが、6割という数字に科学的な根拠はありません。

「半分より気持ち多めに達成できればOK」くらいのゆるさという意味でとらえてください。

目標を立てるとき、人はあれもこれもと張り切って無理な目標を立ててしまいがちです。

そして少しでもできないとなると一気にやる気がなくなってしまうもの。

目標とはあくまで「将来ゴールにたどり着くために設定した到達点のひとつ」なので、必ずしも計画通りに達成しなければいけないわけではありません。

ゴールにさえ向かっていれば途中の到達点である目標は当初予定していた期限内に達成できなくても構いませんし、途中で変更してもいいのです。

目標を立てるときの3つのポイント

以下のポイントを抑えた目標設定を行うと目標達成率があがり、モチベーションも維持しやすくなります。

  • 目標を高く設定しすぎない
  • 他者が必要な目標を立てない
  • あれもこれも手を出さない

目標を高く設定しすぎない

目標を決めるときはやる気のないときの自分でも続けられるくらいのレベルを意識して設定するのがおすすめです。

挫折してしまう一番の原因は「目標が高すぎる」から。

目標を立てているときは高揚しているので、あれもこれもできる気がしますが、実際に計画を実行するのは自分自身です。

未来の自分はなんでもやれるように思ってしまいますが、基本的には今日や昨日の自分と同じことしかできないと考えましょう。

他者が必要な目標を立てない

目標を立てる際は自分ひとりの努力で達成できるものを立てましょう。

自分で責任を取れるのは自分に関することだけです。

恋人をつくる、子供の受験合格、家族と和解など、他者の言動によって達成が左右されるような目標を立てる人がいますが、これは目標ではなく願望です。

目標と願望を取り違えると、普段から他者の言動に振り回されることになるため精神衛生上もおすすめしません。

あれもこれも手を出さない

「来年は転職をしてダイエットを成功させて自炊を習慣化して……」と、やりたいことは尽きませんが、よくばりすぎは三日坊主のもと。

目標達成のために捻出できる時間は限られています。

やらなければならないことが増えれば、当たり前ですが毎日の負担が増えてしまいます。

  • 仕事、資格勉強
  • 健康、美容、生活
  • お金
  • 人間関係
  • 趣味、楽しみ

といったジャンルごとに目標を書き出し、その中から優先順位の高い1つか2つを選ぶことでよくばりすぎを防ぐことができます。

選ばれなかった目標は完全に切り捨てるわけではありません。

自分にとって本当に必要なことであれば再来年以降の目標にしていけばいいのです。

目標を達成する2つのポイント

目標設定時だけではなく、目標を実行していく段階にも達成するためのポイントがあります。

  • 年内のうちからできることに手を付ける
  • 定期的に振り返る

の2つのポイントを実行していきましょう。

年内のうちからできることに手を付ける

新年からうまくスタートを切るためには、今年のうちからテスト運用をしておくのがおすすめです。

目標を高く設定しすぎないとはいっても、未来の自分のことは過大評価しがちなもの。

年内にテスト運用をすることで実態に即していない目標を現実的なものに調整することができます。

年内のうちからテスト運用を始めるメリットは

  • 年内のうちに習慣をつけておくことで新年からの本格始動後も継続しやすい
  • 目標の微調整を行う心理的なハードルが低い
  • たとえ挫折しても、新年の目標が三日坊主に終わるよりもダメージが少ない

などがあります。

「年末は忙しいから無理」と返されることもありますが、むしろ忙しい方が好都合です。

忙しい時期にでも続けられる目標でなければ一年間続けることは難しいからです。

年内のスタートが難しければ、「1月はテスト運用として2月から本格始動する」と決めてしまうのもありです。

また、単発の目標(イベントや旅行など)を設定している場合、情報収集をする、予約をする、スケジュールを押さえる、といった事前準備をしておくことで、来年実行する際のハードルが低くなり達成率があがります。

定期的に振り返る

毎月、または四半期ごとなど時期を決めて、達成状況の振り返りをする機会を作りましょう。

一度決めたことは最後までやり遂げないといけない、と考える人がいますが、目標は絶対ではありません。

実際に実行していくうちにもっといい目標が浮かんだり、負荷の調整が必要となったりしてくると思います。

また、状況が変わって目標を達成する必要がなくなることもあるでしょう。

そのため、定期的に振り返りを行い、その内容に応じて目標のブラッシュアップをする機会をもつのがおすすめです。

そうすることで最初に目標設定をしたときのようなやる気が戻ってきて新鮮な気持ちで取り組めるようになります。

振り返りと目標のブラッシュアップは長期的な目標達成には欠かせません。

まとめ:ゆるくても続ければ前に進める

こえりは新年のゆる目標を設定するようになって10年ほど経ちました。

毎年このゆるさで継続していたのであまり実感はなかったのですが、10年前の新年の目標と叶えたいことリストを読み返してみたところ、なんとすべて達成できていたのです。

そのなかには書いた当時「これは高望みすぎるから数年がかりでも難しいかな」と感じていた目標もあったので驚きました。

だから目標設定も実行もゆるくて大丈夫。一年ですべて達成するのは難しくても、続けることで確実に前に進んでいけます。